こんにちは。

今回のブログでは
模試の偏差値と内申点の関係について
考察してみたいと思います。

岡山県の公立校入試の合否判定は
内申点200点+入試得点 350点(1教科70点満点 x 5教科)で
行われています。

高校入試当日までに
550満点中の200点分の採点は既に終わっています。
そのために1年時から内申点をしっかり意識した
提出物管理・定期試験対策・授業態度で内申点を
稼ぐ必要があります。

それでは
高内申点が取れていれば、
入試においても高得点が自動的に期待できるのでしょうか?

この考察を実際の入試得点で行うことは難しいので、
入試難易度に近い模試の5教科偏差値で行ってみたいと思います。

まずは
全成績層の相関を下のグラフに示します。

あまり強くありませんが、相関関係が読み取れます。
これは内申点に5教科以外の副教科の評点が含まれ、
3年時の副教科の評点に傾斜配点がかかっている事が理由であると
考えられます。

さらに細かく分析するために
模試5教科偏差値60以上と内申点170以上のグループを
抽出してみると



このグループで内申点と5教科偏差値の相関は
ほとんどない事が読み取れます。
言い換えれば、内申点が高ければ模試(入試)で得点できるに
直結していない事実を明確に示唆しているとも言えるでしょう

この傾向は成績上位層(岡山4校+城東志望)で非常に顕著に表れます
実際にこのグループでは当日の入試得点勝負と言っても過言ではないでしょう

これは
学校の定期試験の難易度が模試(入試)の難易度とかけ離れていて
提出物を100%提出して、授業態度も抜群でも模試(入試)で得点できないためです。
学校の定期試験や自己診断テストは入試問題とは全く別次元の問題であると
理解しておく必要があるでしょう。

公立高校入試の合否判定の約40%弱に内申点が含まれている以上
学校の評点で1点でも高い評点を取ることは重要です。
しかし、評点がオール5でも入試問題で得点できなければ
公立高校不合格の報を聞く事があるのはこのデータが裏付けしてるのでは
ないでしょうか?

内申点が高くても油断することなく、
正しい入試問題演習を計画的に行っていくことが
公立高校入試の合格への王道になります。

過去問を解いて〇Xをつけて
わからなかった問題やできなかった問題の解答を
写す学習では何の進歩もありません。

必要な事は解き直しと弱点強化演習なのです。

このブログでは
ほんの一部しか紹介しておりませんが、
当塾ではこのような分析を様々な角度から行い、
各塾生の指導方針の調整に用いています。

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