こんにちは。

今日はSTEM教育についてお話したいと思います。
STEMって聞いたことがありますか?
S : Science
T: Technology
E :Engineering
M: Mathematics

の頭文字を取ってSTEMです。

日本ではあまり取り上げられていませんが、
アメリカをはじめとした多くの先進国で国家戦略として
推進されているのが、このSTEM教育です。

STEM教育により、
主体的に学ぶ力、問題解決能力、質問喚起力、創造力が
養われると言われています。

日本では残念ながらあまり積極的に取り組んでいないようです。
多くの日本の進路指導では「何を学んだか?」よりも
「どこの大学に入学したか?」が最重要視されているのです。
そのために大学院で学んだ事などは軽視され、
大学中退が学歴になるような世界的に見れば滑稽な風潮さえあります。

グローバル、グローバルを声高にアピールされる中で
憂慮するところは
OECDの「Education at Glance」よると
自然科学、技術、工学、数学分野を専攻する女子学生の割合は
OECD加盟国中で最下位です。

人口減少中の日本で約半数は女性なので、
これでは人的資源ポテンシャルの大きな損失ではないでしょうか?

上の進路指導の滑稽な風潮に加え、
東北大学 副学長の大隈典子氏によれば、
「日本の女子学生には保護者、教師、社会環境から
非STEM化の圧力さえかかっている」

「自分たちの経験したことのない価値観に排他的で
自分の成功体験を押し売りする傾向にある」
と述べられています。

このあたりは見直す必要性があるのではと
考えます。

何故、このブログでSTEM教育を紹介するのかというと
以下の表をご覧ください。

世界の株式時価総額ランキングの1989年と2022年1月の比較です。
企業の実力を表す客観的な指標と言われています。

多くの有名日本企業が無残なものです。
グローバル化の潮流に乗り損ねてしまい、
名を連ねていた企業はガラパゴス化して
今でもグロバールと遠吠えしても世界標準からは
かけ離れたものになっているのでしょう

その結果、
1989年にランキングに名を連ねていた企業は
ランキングからほとんど消えていますし、
会社自体が存在しないものもあります。

かろうじて
2022年1月に31位で残っていた現在日本最優良企業のトヨタも
2022年4月には36位で下降基調です。

この表からもよくわかるように
ランキング上位企業はGAFAMやテスラ等の
STEM教育を必然とする企業ばかりです。
(このような企業では英語能力を武器とアピールするのは
日本企業で日本語が武器ですと言っているのと同じです)

時代は明らかに変化して
世の中で要求される能力も変化しているのです。

このような時代に数学捨ての私立文系学生が半数以上で
保護者、教師一丸となって女子学生の非STEM化を推奨で良いのでしょうか?
恐らく、1989年頃の夢から未だに覚めていないのでしょう。
確かに1989年当時はそれが主流でした。
それとも「夢を再び」でしょうか?

1989年当時と比較して中国企業等の
存在感が全く異なっている事も
シッカリ頭に入れておいて下さい

さらに
近年では一部の日本企業でも
45歳定年制や
メンバーシップ雇用からジョブ型雇用への
議論もボチボチ始まってきました。

「何を学んで、どうやって利益に貢献できるか?」
が重要になりそうです。

学校名ではなく、稼げる人材の獲得競争です

人材とマーケットの需給関係で正規・非正規・報酬が
決まります。

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