こんにちは

今回のブログのテーマは
「わかりやすい授業と試験で得点できる授業は別物」です。
これを読んだ時に
「何を訳のわからない事を書いているのだ?」

学校の授業を聞いて理解が不十分だから
塾でもっとわかりやすい授業を受けて理解度が増すから
試験の得点は上がるでしょ?
このように考える生徒さんや保護者様も
少なからずいらっしゃると思います。

確かに
塾でよりわかりやすい授業を聞いて
試験の得点を伸ばすケースも存在します。

ところが、
大半の生徒さん達にとって
「わかりやすい授業」が試験での得点向上に
直結していない面もあります。

一体、どういうことでしょうか?
一般的に多くの生徒目線から見て
わかりやすい授業とは
問題の最初から最後の解答まで細かく、よどみなく、丁寧に
ショーのように解いて見せてくれるものを指しています。

生徒は席に座って鑑賞しているだけで、
まるで自分自身の力でその問題を解けたように錯覚してしまいます。
ほどんどの集団授業や映像授業は
このスタイルで行っています。

これでは、生徒は雛鳥のように口を開けて待っていれば、
親鳥(講師)が勝手に餌(解法パターン)を
口の中に放り込んでくれているようなものです。

今、流行りの映像授業も似たようなものです。
この環境に慣れてしまっては自分で考えて
試行錯誤する時間を最小化していまいます。

この状態では「わかったつもり」にすぎません。
この「わかったつもり」から「定期試験で得点できる」までにするには
多くの問題演習や小テスト行い、解法パターンを暗記して
「定期試験で得点できる」の状態まで仕上げます。

この解法パターン暗記は学習時間を十分に費やし、
繰り返し同じ問題や類題の数をこなせば、誰でもできます。
ここまでが「定期試験で得点できる」です。

ここまでで、
大満足の生徒さん、保護者様そして指導者も多いのではないでしょうか?
中学校でも高校でも校内だけの成績で
勝負するならそれでも良いでしょう。

しかしながら、
この解法パターン暗記で数字を当てはめて解くことだけに傾斜しすぎると
概念理解が疎かになり、本質が理解できていない場合があります。

校外のライバルとの勝負を視野に入れている生徒さんは
概念理解を行うためには問題の構造と問題を解く際の思考過程を理解して、
丸暗記でなく「何故そうなるのか?」を常に自問自答する必要があります。

多くの生徒さんは「目の前の宿題を早く終わらせたい」
「目の前の定期試験で良い点を取りたい」の
一心でこの過程を省略してしまう人が少なくありません。

算数や数学で言えば、
解法を暗記して数を当てはめるような学習を継続していると、
初見の問題、応用問題、特に入試問題になると全く歯が立たなくなります。

とりわけ、真の学力が試される代表的な
中学受験算数や大学受験数学で壁にぶつかってしまい、
受験数学をどのように避けて進学する道を必死で探すことになります。

それではどのような学習を心がければ良いのでしょうか?
ポイントは「知識の体系化」です。
点の知識を線に線の知識を面に発展させていくのです。
点の知識は忘れやすい為に力ずくの丸暗記に走りがちです。

初見の問題、応用問題、入試問題を解く際には点の知識を選び出し、
そして組み合わて思考する必要があります。

知識のつながりを考えることで線を作り、思考が深くなります。
さらに線でつながった知識が組み合わされて面になり、
知識が体系化されます。

この体系化される面白さが学習へのモチベーションになります。
これが丸暗記学習法や解法パターン暗記学習法との違いです。

「そんなの理想にすぎない、目の前の課題をこなすことで満足」
では成長は望めません。

「何を知っているか?」の薄っぺらな知識ではなく、
「どのように使えるのか?」
が重要です。

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