こんにちは

昨日、岡山県公立高校の一般入試の志願者数が発表されました。
今までで当塾に問い合わせの多かった受験検討校の抜粋を以下の表にまとめました。
全体的に倍率上昇ですが、大学入試と比べると誤差範囲です。

このブログでは単純な競争倍率比較でなく(単純な数字の紹介であれば、
教育委員会のホームページや各種メディアを見れば良いので
ブログでわざわざ書く必要がないと思います)

読者の興味のあると思われるこの志願者動向の考察をしてみたいと思います。
これは主に現在の中2、中1生向けの考察です。
(現中3生はこれで勝負しかありません。)

① 公立高校全体志願者数は昨年度よりも約260人増えているが、
朝日の志願者数は約4%減少している。
一方、朝日以外の表中6校の志願者数は昨年度とほぼ同じもしくは増加している。
これは、
以前のブログに書いたように今年度の朝日の募集人員が削減されたために
朝日受験検討者が他校に変更したようです。
それが表面的には操山、芳泉の倍率上昇に表れています。

② 朝日受験回避組が流れると予想された一宮、城東は昨年と比較して倍率が変わらなかったが、
受験者の質に注目しています。(後日、合否追跡調査で確認予定)
その理由は、
例年の朝日入学者の第2勢力の京山学区の生徒たちが朝日受験を回避した場合、
次の選択肢が通学の利便性から考えて一宮を選択すると予想していました。
城東は昨年度をと変わらず無風状態に見えるが、
当塾の着目点は西大寺の普通科、商業科共に倍率上昇しているところです。
これは城東ボーダーライン上の生徒が
朝日回避組の流入を懸念して進路変更した可能性があると考えています。
(表面上は確認できないが、
志願者内では朝日受験回避組の玉突きが起こっている事を予想しています)

さらに
岡山東商や西大寺(商業)の倍率の急上昇は普通科を諦めて
高校時点で専門性の高い工業系や農業系よりも汎用性の高い商業系が
朝日の募集人員削減による玉突き志願校変更(
倍率に表れている高校も表れていない高校の両方で)の象徴に
なっていると考えられないでしょうか?

以上の考察から
今年はは表中の7校の受験者の質が昨年までと異なり
合否ボーダーラインが上昇していると予想しています。
表中7校だけでも想定不合格者数が昨年度と比べて200人以上増えます。
(333人→544人)

志願者数動向のお話でしたが、
シンプルなお話として正しい勉強すれば良いのです。(学習の質 × 学習量)
試験でライバルよりも得点できれば、
倍率が何倍であっても合格できるのです。

考察で色々書きましたが、
志願者動向を見ながら受験校を変更するくらいならば、
もっと勉強すれば良いのです。

ここで、
中1、中2生諸君、
具体例として
競争倍率1.30倍について考えてみて下さい。
(表からわかるようにリアルな数字です)
1クラス39人とすれば、9人が不合格です。
ここまでは生暖かい指導者の方は説明されると思います。

もう少し現実を詳しく説明すると
実際の受験の場合はほぼ同じ学力層の受験生が競争するのです。
学校の1クラスとは全く違います。

あるレベルの高校で
各中学校(200人程度)の10番~49番位の生徒層志願者を集めて
バチバチの勝負で1.3倍の高校を受験すれば、40番は合格で41番は不合格です。
内申点と1回のみの学科試験で決まります。
これが受験です。
(普通、200人中の41番で不合格なんて想像できませんよね?)

内申点と1回の学科試験でどんな出題でもどんなコンディションでも間違いなく、
40番以内に入らないと合格を掴む事はできません。
昨日、何人かの現中2生にこの話をすると顔色が変わりました。
正しい取り組みのスタートをできるだけ早くすれば、
できる対策は多くなります。

同じ学力層の中で確実に勝ち抜くには、
一人一人に合った学習時間と学習強度の最適化(配分)が必要なのです。
誰一人、同じ最適化は存在しないのです。
標準化された学習管理とはある意味、儲ける側の理屈なのです。

当塾の塾生たちには
「今年は受験者の玉突き現象が予想されます。
志望校判定は昨年までのデータを元に行われているので、
今年の模試の志望校判定は1ランク落として見るように」
と何度も指導していました。

残されたわずかな時間で、
考えられるできるサポートをすべて行います。

岡山市中区原尾島の学習塾 ふたば塾
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