こんにちは。
これが今年最後のブログになります。
タイトルの通り、
中学入試、高校入試、大学入試において
受験本番の入試問題がこれまで解いてきた問題の中で
一番難しい問題になってしまっては
その受験勉強や準備は完全な失敗でしょう。
入試問題は
過去問にはない初見の問題が大多数を占めますので、
準備が不適切ならば、難しいのは当然です。
そのようにならないために
当塾では年内は昨日まで年明けも早いタイミングから
岡山県公立高校入試問題スタイルに似せた
やや難易度の高い5教科のオリジナル問題を用いて
毎日8時間以上かけて演習→解説→解きなおし→解説ループで
塾生達を鍛えまくっています。
各塾生の
苦手教科、苦手単元は特に集中的に時間を費やして
得点の底上げを狙っています。
入試の土俵にまともに乗って
5教科合計得点で1点でも多く得点するためです。
多くの中学校では
単元の説明を行う授業を淡々と行い、
多くの基礎問題演習は家庭の宿題して
入試で出題されるような応用問題は
提出義務のないプリントとして配布されているようです。
勝手な想像ですが、
学校で成績中下位層の生徒に
入試で出題されるような応用問題を
授業で扱っても授業が成り立たないし、
宿題にすれば自力ではできないので、
提出点や内申点を稼ぐことができません。
そうなれば、
保護者様から学校や先生に
「できるように指導してほしい」
「指導者の質が悪いのではないか?」
と苦情が殺到しかねません。
保護者様や先生も時間や手間が多くかかってしまいます。
その落としどころとして
入試問題として出題されるような応用問題演習は
提出点に含まれないプリントして配布して、
指導の既成事実としているのでしょう。
学校側は明言はしないでしょうが、
学習意識の高い人は
この意図を汲み取って、各々の目的に合った準備を
各々で行って下さいといった感じでしょうか?
どんな学校にも成績最上位層から下位層まで
存在しますから、
大人数の生徒を指導する学校や学習塾は
どんなに綺麗事を並べても
現実的に全ての生徒に合った指導は不可能ですよね。
もし、保護者様の中で可能だと思われる方がいらっしゃたら
是非、提案してあげたら良いと思います。
もちろん、先生方の働き方改革も考慮してあげて下さいね。
中学校の場合、
定期試験で常に大体80~85点以上と
提出物を完璧に期限までに提出して
授業態度が良ければ通知表で5がつきます。
保護者様からすれば、
5教科オール5ならば、
「うちの子勉強は問題なしだわ。朝日も余裕じゃない?」
と思うのも当然です。
しかしながら
定期試験90点、自己診断テスト80点くらいの学力では
朝日の独自入試のみならず、公立一般入試問題でも大苦戦します。
中1、中2生でも勉強に自信がある人は
国語は解けるので、朝日の独自入試の過去問を
解いてみたらどうでしょうか?
45分で65パーセントくらいが目安です。
毎年、内申点や定期試験の得点で文句なしの生徒が
公立高校不合格になるケースがあるのは
入試問題で得点するための受験勉強や準備に失敗しているからです。
そのような生徒の典型は
5教科合計得点で定期試験と自己診断テストの得点差が
50点以上ある
もしくは
自己診断テストや模試で英語の成績が特に良く、
英検準2級以上を持って持っているが、
数学、理科の片方もしくは両方が英語に比べて
かなり悪く、バランスの良くない学習を行っています。
公立高校5教科の入試問題が眼中にないのです。
中1、中2生は要注意ですよ。
上記のようなケースで
入試の低倍率に助けられて
運よく県立普通科に入学できても
国立大学一般入試合格はかなり困難を極めます。
今年は
以前のブログで書いた
「原尾島の一夜」が本当に実を結びました。
伏線回収成功です。
プロフェッショナル講師を含めて講師一同で
喜んでおります。
来年以降もさらに難易度の高い伏線回収の
仕込み中です。
このように当塾では
その場限りの目先だけの合格者数だけに
とらわれることなく、
塾生の将来を見据えた指導の中に伏線は幾重にも仕込み、
数年後の回収をモチベーションの一つとしています。
現在、話題の朝ドラの藤本有紀作品のように
(岡山も関係ありますよ)
各教科に造詣深い講師がいなければ、
あり得ないアプローチでしょう。
今年も色々なドラマがありました。
来年はもっと素敵なドラマがある事を期待して
今年最後のブログを終わりにします。
当塾と御縁のあった方々には一年間本当にお世話になりました。
岡山市中区原尾島の学習塾 ふたば塾
086-230-0256