こんにちは。

中学生の中間試験が迫ってきました。

先日、ある中学生が理科の質問を持ってきました。

濃度不明の塩酸と水酸化ナトリウムの中和に関する量的計算問題です。
希釈したり、体積を変化させたりして数問ありました。
さらに硫酸と水酸化ナトリウムの中和についても同様の問題がありました。

規定度(今は非SI単位なので使わないようです)やモル濃度の
概念を使えばスッキリ理解できると思いますが、これらは高校履修内容です。
よって濃度不明の溶液を使うようです。
この濃度不明溶液が中学生にとってわかりにくい。

教科書には
塩酸と水酸化ナトリウムの中和反応を
文章でダラダラ説明してあって
何が言いたいのかよくわからないので、
教科書には書いていない
中和の量的概念を規定度、モル濃度無しで
理論的に15分くらい説明すると
「そうゆう事か」と納得して、
塩酸、硫酸、硝酸と
水酸化ナトリウム、水酸化バリウム
どんな組み合わせでも過不足のある問題でも
スラスラ解けるようになりました。

概念理解ができれば、
暗記は最小限で応用範囲は最大になります。
学習時間を短縮する目的ではありません、学習効率を上げるためです。

成績上位者はすべての教科で
常に暗記を最小限にして、応用力を最大化にすることを考えています。
逆を押し通す方は頑張って下さい。応援はしています。

今春の岡山県公立高校入試問題で
硫酸と水酸化バリウムの反応式を書くだけの基本問題で
正答率はたったの9%でした。
(無答率は28.5%ですから化学反応式って何?
別に知らんでも生活できるしって感じです)
もし、その量的計算が出題されていれば、
正答率はその半分以下になっていたでしょう。
さらに応用問題レベルの中和反応中の4種のイオン数の量的変化をグラフに書かせたら
正答率は1% くらいかな。

「塩酸と水酸化ナトリウムの組合せならできたのに」
と考えている生徒さんは、
概念理解ができていないのです。
塩酸と水酸化ナトリウムは問題のパターンを覚えている
典型的な暗記学習オンリーの応用力0なのです。

本当に多くの中学生が
理科の概念理解を行っていません。
(近視眼的な暗記会の結論は
正答率9%の問題は捨て問題扱いでしょうか?)
これでは高校化学はほとんど期待できません。

全国平均では約30%の高校生が
大学の理系学部に進学しているのですが、
岡山県の高校生はその半分以下の割合なのでしょうか??

これらの問題を含めて
モル計算、密度、湿度、溶解度、濃度、電気抵抗などの問題は、
すべて割合の計算が完璧に理解できていることが前提です。

割合の概念を理解せずに
“くもわ”、“きはじ”を使って、
どうやってこれらの問題を解くのでしょうか?

“くもわ“は
一体、誰のために、何のために教えているのでしょうか?

(心の声:
指導者が早く簡単に指導を終わらせてハッピー、
目前の試験で生徒に適当に点数を取らせて生徒もハッピー、
良い点数を見て保護者様もハッピーで“三方良し”か?)

「税抜き1200円の商品が25%値引きになって、消費税10%を含めると
いくら支払えば良いのか?」
のような日常的な計算は暗算ですよね?

これは
“くもわ”の問題ですが、「鬱陶しいな」と感じる人が多いようなら
心の声に強い確信を持ってしまいます。

1000円札出しますか?、無難に1万円札出しますか?
それとも未来志向のキャスレス決済?

岡山市中区原尾島の学習塾 ふたば塾
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