こんにちは。

先日、ある中学生の理科の宿題で

「塩化銅の電気分解について
図、化学式・化学反応式、説明文で
書きなさい。」
という問題が出ていました。
解答欄には何も書いてありません。

恐らく作問者は
塩化銅の水中での電離、
電離後の各イオンの動きとその理由
陽極、陰極、各電極上での反応式と電子の授受、
各電極で観察される事
発生物質の確認法、
反応は進行後の溶液の観察など
を理論的に説明することを期待していると思われます。

単純な語句や問題解法パターンの暗記作業の学習では
現象と理論の因果関係やストリーが繋がらないので
書くことができません。

教科書や参考書のそれらしい部分を
書写しても理屈が理解できていなければ、
時間の浪費に過ぎません。

近年の中学・高校・大学入試問題は理科のみならず、
全教科でこのような
丸暗記型の学習では通用しない問題の割合が増えてきています。

にも拘わらず、
まだ反復・丸暗記学習を行っている人が多くいるのです。

岡山県の場合は
県立高校受験の競争倍率が低いので、
丸暗記学習法で
何とかクリアできるのです。

しかし、県立普通科進学校で
そのような学習法を継続すれば、
まず数学、理科で壊滅します。
となれば
理系ダメ
国立大学ダメ
となってしまいます。

旧岡山5校や城東に合格したのだから
岡山大学くらいはと思っていたが・・・・
あれれ、となってしまいます。

原因の一つは丸暗記学習法なのです。

高校履修内容は題意の読み取りや
場合分け、因果関係の関連付けや
解法のパターンの数が膨大になるので、
丸暗記学習法は通用しないのです。

成績上位の生徒は
どのようにして各単元の重要ポイントを絞って理解して
応用範囲をできるだけ広げようかとストリーを考えるのです。
この思考訓練を行うことで応用問題が解けるのです。

先の中学生の塩化銅の電気分解の宿題の例で言えば、
塩化銅の電離式だけ覚えておいて
あとは現象と理屈を関連付けてストーリーを広げるのです。

県立普通科進学校で成績上位の生徒は丸暗記学習はしていません。

中学時に丸暗記学習法だけに頼っていると
高校で成績上位者にはなれませし、
旧帝大どころか岡山大学さえ合格できません。

岡山市中区原尾島の学習塾 ふたば塾
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