こんにちは。
多くの中学校で
今週~来週にかけて
2学期の期末試験が行われます。
当塾では3連休中も連日、
定期試験対策のために多くの中高生達が
来塾して試験準備をしました。
以前に
中1の成績が2学期に下がる人が多いって知っていますか?
のようなブログを書いたことがあります。
具体例を挙げてみたいと思います。
今回の理科の期末試験は
中学校での学習に適応できているかどうかの
試金石になりそうです。
保護者の皆様は
是非、前回の得点と比べてみてください。
将来、理系の進学を計画されている生徒さんは
今回の試験では95点以上は欲しいところです。
中1の理科は今までは
植物だの動物だの
小学校の理科のおべんきょうの
延長線上で理解が容易な内容でしたが、
多くの中学校で
今回は物質の状態変化、光、音の分野が
試験範囲になります。
これらの分野は目に見える現象の原理を
目に見えない概念で考えて理解しなければならない
部分が含まれます。これがハードルが高いのです。
学校の授業であやふやなままで
宿題のワークブックやプリントの問題と答えを
暗記して定期試験をやり過ごしていると
中3時の高校入試では大変なことになります。
これが理科の恐いところです。
今回の試験範囲の内容は入試まで
学校で復習する機会はほとんどありません。
次に、この内容を活用するのは高校入試です。
理科は
履修した内容を試験する定期試験時に
”なぜそうなるのか?”
まで含めて理解しておかなければ、
入試問題ではお手上げ状態になります。
(できることは入試に出題されないことを
祈るのみになってしまいます。)
さらに
理科は定期試験の度に全く試験内容が変わってしまうので、
一度、悪い得点を取っても
次の試験でとても良い得点を取れることがあります。
中1の今回の試験範囲は物質の状態変化、光、音ですが、
次回は地学分野の地震や岩石が範囲なるので、
全く内容が異なります。(高校では異なる教科です)
ですから極端に得点がupするケースもあり得るのです。
その代わりに
理解が不十分な単元は過去のものとなり、
入試までそのままです。
そのため
今回の範囲の光と音の単元は
例年、中3の苦手単元の代表格となっています。
今回の試験範囲は
高校理科でも定番の内容で
理科をしっかり理解できているか?
小学生の”おべんきょう”から
中学生として
自分の勉強法を確立しているかを
確認する非常に良い材料です。
当塾では
理科学習のついての
御相談は随時、受けております。
岡山市中区原尾島の学習塾 ふたば塾
086-230-0256