こんにちは。
みなさん、
与えられる知識(指導)と
自分から獲得する知識(指導)について
考えたことがありますか?
与えらる知識とは与える側が予め準備して
相手に伝えるタイプのものです。
例として挙げると
学校の授業や宿題、塾の授業や宿題、
映像授業などです。
学生は一般的に勉強と言われる時間の大半に
これらの与えられる知識を用いて学習しています。
それに対して
自分から獲得する知識とはどのようなものでしょうか?
例を挙げると
学校や塾もしくは自分で考えて準備した教材を
用いて予習・復習・演習問題を行い、
自力で解けるところまで解いてみて
できなかった箇所は解答・解説を読んで
理解してみようとトライしてみる。
それでも自分の頭にストンと入らなかったり、
自分の理解度に自信がない部分を
先生や塾の講師に質問したり、
解説をリクエストしたりするのです。
この場合、自分の獲得したい知識が
ピンポイントに絞られていて
自分自身もそのタイミングで
解決したいという知識欲が
最大化されているので、
頭の中に入りやすく、
知識が定着しやすいのです。
この二つの違いは何なのでしょうか?
それは学習のスタートラインの違いです。
前者の与えられる知識の場合は
与える側の準備が学習のスタートラインになっていて
後者の自分から獲得する知識は
生徒側の準備が学習のスタートラインになっています。
これを”学習のイニシアティブ”と呼びます。
この”学習のイニシアティブ”が非常に大きな
原動力となるのです。
イメージとしては
与えられた知識では個人差はありますが、
頭の中に残り、定着するのが30~40%くらい。
自分から獲得した知識の場合は80%くらいが
頭に残ります。
これで比較すると
同じ勉強時間であると
知識の獲得のやり方の違いで2倍か半分の
学習効率の違いになってしまいます。
さらに
お気づきの方も多いと思いますが、
小学校→中学校→高等学校→大学→社会人
→社会人の中での昇進(経営者としての成功)
とステージが進むにつれて
与えられる知識から自分から獲得できる知識を
得る能力が要求されて様々な場面でふるいにかけられます。
学習塾の観点から言いますと
多くの人は高校時に与えられる知識だけでの
学習ではすべての教科で対応しきれなくなります。
大きな原因の一つが
前述したように自分が潜在的に持っている
学習効率が最大化できていないからです。
それを解決するには
自分から獲得する知識の比重を増す必要が
あるのです。
当塾では
中高生の塾生に対して
質問会の機会を多く設けています。
中3受験生や高校生を中心に
週に数回、自分の理解が不十分な教科単元を
自ら見出し、それを解決するサポートを行っています。
このシステムを使うことで
日々の予習・復習
定期試験対策が効率的に行えるようになります。
特にAO入試や推薦入試を検討している方は
必見です。
岡山市中区原尾島の学習塾 ふたば塾
086-230-0256