こんにちは。

今回は、中1の2学期が重要分岐点(理科編)です。

どこの中学校(県立中・附属中を含む)中1生たちは
1学期は植物、実験器具の使い方、物質の性質を
主に学習した思います。

これらの分野は身近に目にみえる物や現象を
学習するので、小学校を卒業して間もない生徒たちには
頭の中で考え易いものです。

保護者様がお子様を教えるにしても
ちょっと、本やインターネットを調べれば、
比較的簡単にサポートできます。

ところが、これで安心してはいけません。
中学理科の学習はここからが
本番です。

特に物理・化学分野で考えると
中1の2学期から

食塩水を混ぜたり、薄めたり、蒸発させたりしての
濃度計算。

溶解度と再結晶の計算

光や音の性質を利用した計算や作図

中2になると

化学反応(式)とその量的計算

電流・電圧とオームの法則

中3では

イオンと中和反応

運動とエネルギー

を履修します。

並べてみると、よくわかると思いますが
段々、自分の目では見えないものを
概念を頭の中だけで理解して考えたり、
計算することになります。

なぜ物理・化学を例にするか?のは、
この2分野が理科が苦手になる
入口だからです。

保護者様で文系出身の方で
高校時に
物理(物理基礎の方でなく)
選択の方は珍しいと思います。

中1の2学期で躓いてしまうと
坂道を転がりおちるように
落ちていきます。

理科の怖いところは
物理・化学の他に
生物・地学がありこの4分野を
時期をずらして履修することです。

生物。地学は物理・化学と比べると
語句の暗記が多く、計算が少ないので
理科の苦手な人でも太刀打ちが可能になり、
得点し易くなります。

実はこれが曲者です。
理科の得点が物理・化学を中心に履修した時は低く、
生物・地学を中心に履修した時は高くなれば、
得点としては理科としか出ませんので、
得点は一方的には下がりません。

このような場合でも、
生徒自身も保護者様も物理・化学が壊滅していることさえ、
気づいていないケースもあります。

中学生の履修内容と言っても
内容も深く
(特に県立中・附属中は
明らかに高校理系クラスの
履修内容も含まれています。)

文系出身の保護者様がサポートするには
相当ハードルは高いものになります。

実際にふたば塾では、
保護者様が他教科はサポートできても
理科だけはどうしてもダメといわれて
入塾した塾生もいます。

某中学入試を突破した塾生で
入塾時には理科は学年ワースト○○位と
言っていましたが、今では確実に平均点以上
時にはこの問題はクラスで1人しか正解がいなかっのに
その1人だったと教えてくれるようになっています。

ふたば塾では理科は
1対1個別指導もしくは
ある程度の理解度に達している塾生たちは
講師の監督下でのステップアップ学習を
行っています。

中学理科でも内容は結構深いので、
理科の講師はバリバリの理系しかいません。
理科の講師に文系出身の講師は一人もいません。
塾生と細かくやりとりしながら、理解度を
着実にアップさせていきます。

自分自身が多くの塾生たちに理科を
教えいる感覚からすれば、
巷でよくある映像授業などで
理科(特に物理・化学)を
着実に理解させ、入試問題を
解けるようにさせるのは
コンテンツが秀逸なのか
それをサポートしている
講師が余程、理科の見識が
高いのだろうと感心しています。

ふたば塾は
理科の学習も講師と塾生たちが
お互いに額に汗を流して頭と手を動かす勉強で
着実に実力をつけていきます。

自分の頭と手を動かす時間が
最も長くなるのが、
本来の勉強と考えています。

公立高校入試は理科を含む5教科、
理科は物理・化学を含む4分野から必ず
出題されます。

物理・化学が苦手だから他分野・他教科でカバーするとか
いうのは、勉強したくないを正当化する言い訳でしかありません。
それでは残念な結果に近づいてしまいます。

よく考えてみればわかると思いますが、
総合得点を一番伸ばす方法は
一番得点の低い教科を伸ばすことです。

典型的に間違ったアプローチは
一番得点の高い教科に時間を費やすことです。
なぜなら、一番伸びしろが小さく、
総合得点が最も伸びないからです。

公立高校入試要項を確認してみて下さい。
一般入試の合否判定は
内申点 + 5教科総合得点です。

英語だけ、数学だけではありませんよ。

戦略は使えるを時間をどのように
効率的使って、合格ラインを
1点でも超えるかです。

当然ながら
一人一人の戦略は変わってきますので、
小規模塾の強みで丁寧にサポートを
行います。

岡山市中区原尾島の学習塾 ふたば塾
086-230-0256