こんにちは。
今、多くの中3生たちは
理科でイオンを学習していると思います。
(中学校によっては運動とエネルギーや遺伝を
学習している学校もあるようです。)
このイオン分野は毎年中学生が苦戦します。
中学校よっては
周期表も暗記させませんし、
中学の履修内容にはボーアの原子モデルは
あまり説明しません。
この学習条件で
陽イオン、陰イオンのでき方や
どの原子が何価の何イオンになるかを
理屈で説明するのは難しいものが
あります。
学校では
とにかく、暗記しろ
らしいです。
これでは、理科や化学に興味を持ち
好きになる生徒は中々増えないでしょう。
今回、このイオン分野が自己診断テストの範囲ですし、
来月にある1学期の期末テストには
ガッツリ出題されますので、
時間をかけて説明して基礎~発展問題まで
演習を行いました。
今回の対策は
電解質と非電解質
原子の成り立ちと原子モデル
イオンのでき方と考え方
電離と電離式
塩酸の電気分解で
起こる各電極の現象とその化学式
塩化銅の電気分解で
起こる各電極の現象とその化学式
イオン化傾向
ボルタ電池(Zn-Cu)の各電極で起こる
現象とイオン式、その電子の動きと電流
ボルタ電池の電圧を大きくする条件
電池(Al-Cu)での各電極で起こる現象と
イオン式、その電子の動きと電流
備長炭・食塩水・アルミ箔での
モデルの説明
電気分解と電池の違い
すこし、高校化学履修内容も交えながら
丁寧に時間をかけて説明しました。
特に各電池の部分は
説明を行って、白紙の紙に
モデルと起こる現象・イオン式、
電子の動き、電流の向き等を
すべて書けるるようにしました。
一度、説明を聞いただけでは
理解しずらい分野ですので、
自己診断テスト・県模試、1学期期末試験までに
繰り返し解説を聞いて・問題演習を行い
しっかり定着させましょう。
イオンはこの後も
酸・アルカリと中和で
塩酸と水酸化ナトリウムの中和での
量的計算とイオン量の変化
や
さらに難解な
硫酸と水酸化バリウムの中和での
量的計算とイオン量の変化
が続きます。
現在、履修しているイオンの初歩が完璧に
理解できていなければ、中和はお手上げに
なってしまいます。
余裕をもって学習を進めていけば、
難しい分野でも
確実にレベルアップできます。
岡山市中区原尾島の学習塾 ふたば塾
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