こんにちは。
今は、期末試験が終わって
答案が返却されている学校、
試験真っ最中の学校、
これから試験が始まる学校と様々ですね。
今日は試験の結果についてお話したいと思います。
学校の定期試験は範囲が決まっていて
出題は指定された教材や対策プリントなどから
そのままや類題が大部分ですので、
しっかりと試験範囲と教材を繰り返し
解き直しをすれば(できれば3回)
高得点が期待できます。
言い換えれば定期試験は
この解き直しをどれだけ丁寧に
繰り返し出来たか
生徒の日々の努力を
を数値化しているのです。
それに対して自己診断テストや
県模試などの外部模試はどうでしょうか?
一部の教科を除けば、
範囲は今までに習った内容すべてで
問題も今までに見た事のない初見の設問も
多くあります。
多くの人は自己診断テストや外部模試の方が
定期試験と比べると得点率が低いと思います。
重要なのはその得点差です。
5教科合計点で
定期試験の合計点 ー 模試(または自己診断テスト)の合計点
が50点以上ある人は要注意です。
自己診断テストの校内順位が
定期試験の校内順位と比べて常に10番以上下がる人も
定期試験の得点が公立高校入試に対する本当の実力を
反映していない可能性があります。
内申点オール5で定期試験は450点前後を
コンスタントに取っていた生徒が県立高校を
落ちるケースもあります。
これは通知表の評点や定期試験の結果といった
都合の良い結果のみを見て
自己診断テストや外部模試などの
自分の都合の悪い結果を軽視して
効果的な対策をしていなかったと思われます。
過去の公立高校入試問題を確認してもらうとわかると思いますが、
県模試や自己診断テストの問題形式に近いです。
定期試験の問題とは明らかに違います。
そのため県模試や自己診断テストの5教科の合計得点が
公立高校入試の実力を反映していると言えるのです。
自己診断テストの結果は得点や校内順位はつきますが、
偏差値、志望校判定など入試分析に
必要な重要な情報は付いてきません。
なんとなくの話で○○高校に合格するには
400点くらい必要とか
去年の先輩が400点くらいで○○高校に合格したとか・・・
さらに各教科の偏差値の情報もないので、
今後の効果的な学習戦略も組み立てにくいです。
中3の3月には合格か不合格か重要な進路を決定してしまうのに
そんなあいまいな話で良いのでしょうか??
ふたば塾では塾生たちには
県模試を受験することを推奨して
県模試の結果で現在の本当の実力と
志望校のボーダーラインを
科目別に客観的に分析して
以後の学習計画に利用しています。
貴重な限られた時間をどの科目に
どれくらいの労力を投入すべきかを
日々アドバイスするためです。
塾生の現状の公立高校入試に対する実力をみるためにも
県模試の結果を重要視しています。
巷では
今回の定期試験で前回より5教科合計で
100点アップとか150点アップとかのお話もありますが、
この結果は限定された学習範囲でしかありません。
前回から大幅アップということは
前回までの試験範囲には大穴があいて
いる可能性があります。
目先の定期試験は当然大切ですが、
実際の入試問題に似ていて、現在までの履修内容の
大部分をカバーしている自己診断テストや模試の
結果を注意深く分析して、
その後の学習計画を立てることが
公立高校入試に対する本当の実力を
養成するために非常に重要です。
御参考までに
岡山市中区原尾島の学習塾 ふたば塾
086-230-0256